戦姫絶唱シンフォギア 5話までの百合的感想
タイトル通りな感じで。
ええ、僕はシンフォギアをまともなアニメ版ストパニみたいな感じで見ているので。
■比翼連理と三角形
シンフォギア1話において語られた比翼。
それはツヴァイウイングであり、奏と翼だ。
二人でなら飛ぶことができる。
しかしそれは、二人でなければ飛べないということだ。
ライブの時、そこにはもう一人、響がいた。
未来が行けなくなったため、一人で行ったライブ。
三人になったため崩れたバランスは、響を守って奏でが死ぬという結末を迎える。
二人ではなく、三人になったため、そこに不和が生まれたかのように。
――そうして翼は飛ぶ術を失った。
時は流れ、響と未来の入学によって、再びバランスは崩れることになる。
響と翼と、そして未来。
この三人が揃うことによって事態は急転する。
その先に待つものが響の死というやはり関係の破滅であることは、作品の冒頭で語られたとおりである。
これが基本の作品構造。
これに百合的関係性を加えると、
奏お姉さま←翼(お姉さま)←響←未来
という関係性になる。
王道だ。
これをストパニに例えるなら、
桜木花織←花園静馬←蒼井渚砂←涼水玉青
ということになる。
奏と花織が故人であるという点からも、相似であることがわかる。
違うのは翼が響に敵対意識を持っているということだが、敬愛するお姉さまの残り香を感じさせる女、しかしお姉さまとは似ても似つかないへちゃむくれに反発する、というのも王道である。
つまり、シンフォギアはわかりやすい百合関係コンテクストが下敷きになっており、そこを追っていけば複雑でも
唐突でもない、王道なわかりやすい作品であることがわかる。
■零れ落ちる涙、見上げる流星、落ち続ける翼
3話、翼は響に降下する攻撃を行う。
それは防がれるが、その余波により水道管が破裂し、水を噴き上げる。
その時翼が水を被っただけなのか、涙を流したのかはわからない。
ただ、技の名前からして、翼と涙の関係が深いことはわかる。
涙は光り、零れ落ちるもの。
そして涙は流れ星へと変奏し、響と未来の約束となり、響が翼を見上げる結果となる。
翼は涙であり、流れ星なのだ。
果たして流れ星は飛んでいるといえるのだろうか。
翼は一人で飛べるというが、落ち続けているだけなのではないか。
翼の過去を知った響は、本心から戦うことを決意する。
奏の代わりではなく響という人間として。
響にもある守りたいもの、約束=流れ星=翼のために。
ああ、しかし、それは翼と未来、どちらの比重が大きいのだろうか!
あるいは変化していくのだろうか!
これが百合的人間関係における、今後の見所の一つだ。
この、翼と流星と見つめるというモチーフはOPでも使われており、作品を通底するものであることがわかる。
星空を見上げる響に翼が生え、空へと飛び立つ。
星空に手を伸ばし、見上げるだけの未来。
手を伸ばすということも、EDなどを見れば重要なモチーフであることが提示される。
この他、すれ違う響と未来など、わかりやすく今後を暗示しているカットも目立つ。
響は翼をもって飛ぶことができるのか。
その先に待つのは流星になって消えることではないのか。
ポジティブな意味に感じられそうな飛ぶことが、これまで例示してきたことによって破滅を感じさせるのである。
さて、戦うことを覚えた響に、翼はどう接するようになり、奏を思いながらも、どのような関係を結ぶのか。
距離ができはじめた響と未来の関係は。
もう一つ、クリスの持つ関係性はどうなっていくのか。
OPのラスト、手を繋ぐ二人の手は誰のものなのか。
この作品における設定上の謎、つまりはノイズや聖遺物、シンフォギア、響の暴走など、様々なものがあるが、そういったものが結局は響たちの人間関係に影響するものとして描かれることを期待する。
1話の時点で、これは結局のところ人間関係とその変化を描く作品だと受け取ったのだから。
ええ、僕はシンフォギアをまともなアニメ版ストパニみたいな感じで見ているので。
■比翼連理と三角形
シンフォギア1話において語られた比翼。
それはツヴァイウイングであり、奏と翼だ。
二人でなら飛ぶことができる。
しかしそれは、二人でなければ飛べないということだ。
ライブの時、そこにはもう一人、響がいた。
未来が行けなくなったため、一人で行ったライブ。
三人になったため崩れたバランスは、響を守って奏でが死ぬという結末を迎える。
二人ではなく、三人になったため、そこに不和が生まれたかのように。
――そうして翼は飛ぶ術を失った。
時は流れ、響と未来の入学によって、再びバランスは崩れることになる。
響と翼と、そして未来。
この三人が揃うことによって事態は急転する。
その先に待つものが響の死というやはり関係の破滅であることは、作品の冒頭で語られたとおりである。
これが基本の作品構造。
これに百合的関係性を加えると、
奏お姉さま←翼(お姉さま)←響←未来
という関係性になる。
王道だ。
これをストパニに例えるなら、
桜木花織←花園静馬←蒼井渚砂←涼水玉青
ということになる。
奏と花織が故人であるという点からも、相似であることがわかる。
違うのは翼が響に敵対意識を持っているということだが、敬愛するお姉さまの残り香を感じさせる女、しかしお姉さまとは似ても似つかないへちゃむくれに反発する、というのも王道である。
つまり、シンフォギアはわかりやすい百合関係コンテクストが下敷きになっており、そこを追っていけば複雑でも
唐突でもない、王道なわかりやすい作品であることがわかる。
■零れ落ちる涙、見上げる流星、落ち続ける翼
3話、翼は響に降下する攻撃を行う。
それは防がれるが、その余波により水道管が破裂し、水を噴き上げる。
その時翼が水を被っただけなのか、涙を流したのかはわからない。
ただ、技の名前からして、翼と涙の関係が深いことはわかる。
涙は光り、零れ落ちるもの。
そして涙は流れ星へと変奏し、響と未来の約束となり、響が翼を見上げる結果となる。
翼は涙であり、流れ星なのだ。
果たして流れ星は飛んでいるといえるのだろうか。
翼は一人で飛べるというが、落ち続けているだけなのではないか。
翼の過去を知った響は、本心から戦うことを決意する。
奏の代わりではなく響という人間として。
響にもある守りたいもの、約束=流れ星=翼のために。
ああ、しかし、それは翼と未来、どちらの比重が大きいのだろうか!
あるいは変化していくのだろうか!
これが百合的人間関係における、今後の見所の一つだ。
この、翼と流星と見つめるというモチーフはOPでも使われており、作品を通底するものであることがわかる。
星空を見上げる響に翼が生え、空へと飛び立つ。
星空に手を伸ばし、見上げるだけの未来。
手を伸ばすということも、EDなどを見れば重要なモチーフであることが提示される。
この他、すれ違う響と未来など、わかりやすく今後を暗示しているカットも目立つ。
響は翼をもって飛ぶことができるのか。
その先に待つのは流星になって消えることではないのか。
ポジティブな意味に感じられそうな飛ぶことが、これまで例示してきたことによって破滅を感じさせるのである。
さて、戦うことを覚えた響に、翼はどう接するようになり、奏を思いながらも、どのような関係を結ぶのか。
距離ができはじめた響と未来の関係は。
もう一つ、クリスの持つ関係性はどうなっていくのか。
OPのラスト、手を繋ぐ二人の手は誰のものなのか。
この作品における設定上の謎、つまりはノイズや聖遺物、シンフォギア、響の暴走など、様々なものがあるが、そういったものが結局は響たちの人間関係に影響するものとして描かれることを期待する。
1話の時点で、これは結局のところ人間関係とその変化を描く作品だと受け取ったのだから。
テーマ : 戦姫絶唱シンフォギア
ジャンル : アニメ・コミック
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記事はこちら(TBもこちらへ)
元記事はhttp://sigerublog.txt-nifty.com/utakata/2012/02/post-8ad8.html
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