なぜ今リリカルなのはViVidなのかって話
はい、ええとアニメ化の発表からもう1か月以上経ってるんですけどね。
いやほんとはコミケ後すぐにこれ書こうと思ってたんですよ。
まあ思ってただけだからこんな時期になったんですけど。
そんなこんなでもうすでにアニメスタッフが発表されちゃってる感じっつーかフラゲですけどそんな感じなわけで、でもだからと言って書くつもりの予定に変更はなかったというか裏付けって感じなので気にせず書いていこうと思います。
結論を先に言うと「劇場版作ってるからViVidをTVアニメ化なんだよ」っていう当たり前の話なんですが。
まず、ViVIdのアニメ化が発表された時、けっこうな人が「なぜ今Vividを?」と思ったんじゃないかと思います。
特に、現在のなのはコンテンツに詳しければ詳しいほどそう思ったんじゃないかと。
というのも、ViVid自体の盛り上がりは少し昔の方が高かったですし、原作者の都築さんもメディアミックスにおいて同じ内容をそのまま他のメディアで繰り返し行うことについて乗り気ではないコメントをしていたと思います。
もっともそれはかなり前の話ですし、今は考え方が違うのだと思いますが。
あと、情報が来るなら劇場版3rdだろうと構えていた人が多いでしょう。
盛り上がりに関しては、アニメ化発表前にコミケでドラマCD発売するなりなんなりしていれば、作れていたと思いますが、そういったことはあまりありませんでした。
一応抱き枕出したリハしてるんですが。
とにかくまとめると、「今ViVidをアニメにしたい!」という意思がなのはプロジェクトからは感じ取れなかったということです。
盛り上がってるからアニメ化、という流れじゃないと。
じゃあなんでアニメ化したのかというと、それにはなのはというコンテンツ全体を見渡す必要があると思います。
まず、今なのはをアニメで展開しようと思ったら、2つのパターンになります。
完全オリジナルの作品か、他のメディア展開している作品(ViVid、Force、INNOCENT)のアニメ化か、です。
で、すでに完全オリジナルの劇場版3rdがすでに発表されてるんですね。
この3rdが、現在のなのはアニメコンテンツの主力だと考えていいはずです。
ということは、その他にアニメで展開しようと思ったら、3rdと被らない雰囲気のものにしようとするでしょう。
実際に、これまでの劇場版と並行して作られたDOGDAYSに関して、そのようにして作品を作っていったと都築さんが述べています。
この条件に合う、他のメディア展開している作品は、ViVidとINNOCENTの2作品が該当します。
もちろん3rdと被らない新作を作るという選択も考えられますが、その場合、その制作スタッフが劇場版のメインスタッフと被らないようにしなくては、物量的に不可能だと言えます。
なのはのTVオリジナル新作で、都築氏と、さらにキャラデザの奥田泰弘さんを起用しないという選択は、ファンの反発も予想できますし、現実的ではないと思います。
よって、アニメ化の選択肢はViVidとINNOCENTに絞られます。
ここでINNOCENTについて考えて見ますと、これはViVidと同じく漫画でも展開していますが、元はゲームです。
そして、このゲームは奥田さんがキャラクターデザインをして、基本的に絵は奥田さんのアニメ調のデザインなんですね。
もともとINNOCENTの世界はこれまでアニメで描いてきたものとは完全に別のものなので、奥田さんの絵を外れると、一気にこれまでのシリーズとの繋がりが薄れてしまうんです。
ですので、仮にINNOCENTをアニメ化するのなら、少なくとも奥田さんがキャラデザまではしないといけない。
ですが、それだと先ほど述べたスタッフが被ってはいけないという条件に反してしまいます。
ということは、消去法で、アニメ化するならViVidだ、ということになります。
ViVidは奥田さんの絵じゃなくていいのか? という疑問もあると思います。
ですが、ViVidは最初から漫画の作者である藤真さんを前提に作られたものであり、作品のビジュアルイメージも藤真さんの絵で定着しています。
つまり、ViVidのアニメは奥田さんのものでなくてもいいはず。
最初にアニメ化の報を聞いた僕はすぐにここまで考えたのでコミケ2日目になのはブースにPVを見に行く時、心の中に一つの予想がありました。
それは、「PVのアニメの絵は奥田さんのものじゃないだろう」という予想です。
そして、その予想は的中しました。
PVのアニメは、藤間さんの絵を再現したものだったのです。
以上のことから、劇場版と被らないスタッフでViVidを作りたいのだろうという推測が成り立ちました。
最初に述べた、ViVid自体のアニメがどうしても作りたかったのではないのではないか、という予想も、こう考えれば納得できます。
「劇場版がまだ時間がかかるから、その間、ViVidで間を繋ごうとしている」という考えです。
この考えは、これまでの推論の条件にもぴたりと当てはまります。
さて、ここまでの話は、劇場版が制作中だという前提が元になっています。
しかし、そもそもポシャったりしていると考えたら全て成り立たないのではないか? と考えることも可能でしょう。
ですが、逆に今一番フレッシュなINNOCENTではなく、ViVidのアニメ化を選んだということが、その理由を考えていった場合、劇場版も制作中だと考えるのが一番妥当なのです! そのことは今まで述べてきた通りです!
納得しかけていただけましたか?
今のはかなり循環論法っぽいですよ?
というのは置いといて、奥田さんがほとんどアニメで名前をクレジットされていないというだけで状況証拠としては十分じゃないすかね。
劇場版制作中なこと。
いや、実際仕事しててもノンクレとかペンネーム使うだろうけどね。
……というところまでコミケでPV見た時点で考えていましたが、アニメのスタッフ発表されましたねぇ。
結果、概ね僕の推論を保証するというか、少なくとも矛盾はしていませんね。
セブン・アークスは1月からDOGDAYS3期ですけど、あれ放送前に全話ほとんど制作終わる感じのスケジュールで作ってるらしいですしね。
あ、あと、僕ViVidもForceも面白く読んでて、まあその辺は放送時にでも改めて語ればいいやと思ってるんですけど、この2作品とも、これまでのなのはシリーズの相対化が行われているんですね。
特に主人公に関して。
その点において、確かにヴィヴィオ(とトーマ)は新シリーズの主人公たる資格があるわけです。
とかそんな話ができるアニメ放送開始を楽しみにしてます。
いやほんとはコミケ後すぐにこれ書こうと思ってたんですよ。
まあ思ってただけだからこんな時期になったんですけど。
そんなこんなでもうすでにアニメスタッフが発表されちゃってる感じっつーかフラゲですけどそんな感じなわけで、でもだからと言って書くつもりの予定に変更はなかったというか裏付けって感じなので気にせず書いていこうと思います。
結論を先に言うと「劇場版作ってるからViVidをTVアニメ化なんだよ」っていう当たり前の話なんですが。
まず、ViVIdのアニメ化が発表された時、けっこうな人が「なぜ今Vividを?」と思ったんじゃないかと思います。
特に、現在のなのはコンテンツに詳しければ詳しいほどそう思ったんじゃないかと。
というのも、ViVid自体の盛り上がりは少し昔の方が高かったですし、原作者の都築さんもメディアミックスにおいて同じ内容をそのまま他のメディアで繰り返し行うことについて乗り気ではないコメントをしていたと思います。
もっともそれはかなり前の話ですし、今は考え方が違うのだと思いますが。
あと、情報が来るなら劇場版3rdだろうと構えていた人が多いでしょう。
盛り上がりに関しては、アニメ化発表前にコミケでドラマCD発売するなりなんなりしていれば、作れていたと思いますが、そういったことはあまりありませんでした。
一応抱き枕出したリハしてるんですが。
とにかくまとめると、「今ViVidをアニメにしたい!」という意思がなのはプロジェクトからは感じ取れなかったということです。
盛り上がってるからアニメ化、という流れじゃないと。
じゃあなんでアニメ化したのかというと、それにはなのはというコンテンツ全体を見渡す必要があると思います。
まず、今なのはをアニメで展開しようと思ったら、2つのパターンになります。
完全オリジナルの作品か、他のメディア展開している作品(ViVid、Force、INNOCENT)のアニメ化か、です。
で、すでに完全オリジナルの劇場版3rdがすでに発表されてるんですね。
この3rdが、現在のなのはアニメコンテンツの主力だと考えていいはずです。
ということは、その他にアニメで展開しようと思ったら、3rdと被らない雰囲気のものにしようとするでしょう。
実際に、これまでの劇場版と並行して作られたDOGDAYSに関して、そのようにして作品を作っていったと都築さんが述べています。
この条件に合う、他のメディア展開している作品は、ViVidとINNOCENTの2作品が該当します。
もちろん3rdと被らない新作を作るという選択も考えられますが、その場合、その制作スタッフが劇場版のメインスタッフと被らないようにしなくては、物量的に不可能だと言えます。
なのはのTVオリジナル新作で、都築氏と、さらにキャラデザの奥田泰弘さんを起用しないという選択は、ファンの反発も予想できますし、現実的ではないと思います。
よって、アニメ化の選択肢はViVidとINNOCENTに絞られます。
ここでINNOCENTについて考えて見ますと、これはViVidと同じく漫画でも展開していますが、元はゲームです。
そして、このゲームは奥田さんがキャラクターデザインをして、基本的に絵は奥田さんのアニメ調のデザインなんですね。
もともとINNOCENTの世界はこれまでアニメで描いてきたものとは完全に別のものなので、奥田さんの絵を外れると、一気にこれまでのシリーズとの繋がりが薄れてしまうんです。
ですので、仮にINNOCENTをアニメ化するのなら、少なくとも奥田さんがキャラデザまではしないといけない。
ですが、それだと先ほど述べたスタッフが被ってはいけないという条件に反してしまいます。
ということは、消去法で、アニメ化するならViVidだ、ということになります。
ViVidは奥田さんの絵じゃなくていいのか? という疑問もあると思います。
ですが、ViVidは最初から漫画の作者である藤真さんを前提に作られたものであり、作品のビジュアルイメージも藤真さんの絵で定着しています。
つまり、ViVidのアニメは奥田さんのものでなくてもいいはず。
最初にアニメ化の報を聞いた僕はすぐにここまで考えたのでコミケ2日目になのはブースにPVを見に行く時、心の中に一つの予想がありました。
それは、「PVのアニメの絵は奥田さんのものじゃないだろう」という予想です。
そして、その予想は的中しました。
PVのアニメは、藤間さんの絵を再現したものだったのです。
以上のことから、劇場版と被らないスタッフでViVidを作りたいのだろうという推測が成り立ちました。
最初に述べた、ViVid自体のアニメがどうしても作りたかったのではないのではないか、という予想も、こう考えれば納得できます。
「劇場版がまだ時間がかかるから、その間、ViVidで間を繋ごうとしている」という考えです。
この考えは、これまでの推論の条件にもぴたりと当てはまります。
さて、ここまでの話は、劇場版が制作中だという前提が元になっています。
しかし、そもそもポシャったりしていると考えたら全て成り立たないのではないか? と考えることも可能でしょう。
ですが、逆に今一番フレッシュなINNOCENTではなく、ViVidのアニメ化を選んだということが、その理由を考えていった場合、劇場版も制作中だと考えるのが一番妥当なのです! そのことは今まで述べてきた通りです!
納得しかけていただけましたか?
今のはかなり循環論法っぽいですよ?
というのは置いといて、奥田さんがほとんどアニメで名前をクレジットされていないというだけで状況証拠としては十分じゃないすかね。
劇場版制作中なこと。
いや、実際仕事しててもノンクレとかペンネーム使うだろうけどね。
……というところまでコミケでPV見た時点で考えていましたが、アニメのスタッフ発表されましたねぇ。
結果、概ね僕の推論を保証するというか、少なくとも矛盾はしていませんね。
セブン・アークスは1月からDOGDAYS3期ですけど、あれ放送前に全話ほとんど制作終わる感じのスケジュールで作ってるらしいですしね。
あ、あと、僕ViVidもForceも面白く読んでて、まあその辺は放送時にでも改めて語ればいいやと思ってるんですけど、この2作品とも、これまでのなのはシリーズの相対化が行われているんですね。
特に主人公に関して。
その点において、確かにヴィヴィオ(とトーマ)は新シリーズの主人公たる資格があるわけです。
とかそんな話ができるアニメ放送開始を楽しみにしてます。
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テーマ : 魔法少女リリカルなのは
ジャンル : アニメ・コミック